最終更新日 2024年3月29日 by logistics

「住宅の断熱方法について詳しく知りたい」
「注文住宅における再生可能エネルギーの利用方法を知りたい」
「Influx星野敦社長の取り組みが知りたい」

注文住宅で外張りにすべきか、それとも充填にすべきか断熱方法で迷うことがあります。
注文住宅は、全体的な予算を決めた上で機能的なものや性能的な要素を順番に決める、予算の範囲内で家づくりを行うやり方になるので、断熱の方法は2通り用意しておいて予算に合う方法を選択するなどのやり方もあります。

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Influx星野敦氏が考える住宅の断熱効果

充填では、柱と柱の間に材料を埋め込むなどからも、柱と材料の間に隙間が生じることも少なくありません。
ただ、充填の場合は壁の隙間に断熱材を入れることができるため、外張り(外側から家全体を断熱材料で包むやり方)と比べると、壁の外側の空間に影響を与えないなどのメリットを持ちます。
これらのことから、材料を入れる敷地面積を確保する必要がない点も、家をすっぽり包むために必要となる敷地面積の確保が必要な外張りとの違いの一つになって来ることが分かるのではないでしょうか。

Influx 星野敦

外張り断熱の方が断熱効果が高い

しかしながら、断熱効果を考えた場合は外張り断熱の方が高いといわれており、注文住宅の家づくりで採用される人も少なくありません。
外張りには気密性が高いことや家が長持ちすること、柱および梁などの構造体を保護できること、そして断熱効果が高いといった4つのメリットが挙げられます。
いずれも魅力的なメリットになるわけですが、外張りを注文住宅で採用する最大のメリットは高い断熱効果です。

高気密の住宅は、外気からの影響を受けにくいので冷暖房費の節約効果も期待することができますし、この効果は初年度だけでなく長期的に続くものなので、光熱費が百万円単位でお得になることもゼロではありません。

注文住宅は自由設計が魅力の家づくり手法

このような家づくりの中でも役立てることができるのが、再生可能エネルギーの存在ではないでしょうか。
注文住宅は自由設計が魅力の家づくり手法ですから、太陽光発電に最適化された家を設計することができるメリットを持ちます。
再生可能エネルギーは限りがないエネルギーであり、果てることがないので世界中の人々がこのエネルギーをフル活用してもなくなることはありません。

これに対して火力発電などでりようする燃料は地球の資源であり、これはいつかは果てるとされるものであり世界中の人々がそれを使えば短期間でゼロにならないとはいい切れません。
自動車を動かすためのガソリンも資源の一つであり、いつかはそれがなくなる可能性がありますが、電気自動車と太陽光発電を結び付ければ永遠に車を使い続けることができるようになります。

注文住宅における冷暖房費高騰などの経済的負担

注文住宅で家を建てたけれど、冷暖房費が高くなるなど経済的な負担が大きくなることも少なくありません。
リビングルームに階段を設けることで家族が外出するときや帰宅したとき、必ずリビングを通り2階の部屋への行き来があるので、コミュニケーションを図ることができるメリットがあり、しかも吹き抜けにすることでリビングは空間が広がるので広々とした室内空間を提供してくれます。
ただ、吹き抜けを作ると室内空間が広くなるので冷暖房費が余計に掛かるなどのデメリットに繋がることも少なくありませんし、窓を大きくすることで採光をより多く取り入れられるけれども、ガラス部分は外気の影響を受けやすいので冬場は寒く、夏場は暑くなりがちです。

ダブル断熱による施工法のメリット

せっかく注文住宅で家を建てても、冷暖房費がより多く掛かるのでは不経済です。
これを解決に導いてくれるのが外張り断熱や充填断熱、そして両者を組み合わせたダブル断熱による施工法です。
コスト的にはダブル断熱が最も高くなるので、費用を抑えて注文住宅の家を建てる人にとっては不向きですが、断熱効果が高まると冬場は暖かく夏場は涼しい、しかも電気代を節約できるなどダブルの効果も期待できます。
注文住宅の施工費用は家を建てるときだけで済みますが、電気代は生涯支払い続けるお金ですから最初に余裕があればダブル断熱の家づくりも可能にします。
それと、断熱効果を高めることで外気からの湿気をシャットアウトするのでカビの繁殖などのリスクが減ること、湿気による経年劣化も防げるので長期間住み続けられる家になります。

一見、外張り断熱の家と再生可能エネルギーは結び付がないイメージになりがちですが、このように考えると関係性があることが分かるのではないでしょうか。
太陽光発電は再生化のエネルギーを代表する発電システムの一つ、太陽の光は地球上に放射し続けるとてもありがたいエネルギーですが、従来このエネルギーの主な活用というと気温を上昇させて植物を育てる、農作物を育てて食料にすることが一般的な使い道でした。

まとめ

太陽光発電システムの登場により、太陽光は電気に変換することができるようになる、屋根の上にソーラーパネルを設置すれば自宅で電気を作り家の中で使う電化製品を動かすことができるので、電力会社から電気を買わずに済むわけです。
もちろん、太陽光は夜間になると照射されなくなるので夜は電力会社の電気を使うことになりますが、最近は蓄電池を設備に導入して夜間の電力も発電した電力が利用できる住宅も存在しています。