最終更新日 2024年5月3日 by logistics

仕事が長続きしなくて悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか?
仕事を続けるコツ、それはズバリ人間関係に尽きます。
現代社会におけるストレスの要因はほぼほぼ人間関係だとされており、その数実に9割だとも言われているんです。
ただでさえ仕事をこなすのが大変なのに、それに加え人間関係の気苦労があると仕事を辞める気持ちに傾くのも仕方がないですよね。
ですから仕事を探す上で出来るだけ人間関係が希薄な職場、というのはやはり重要視すべきポイントだと言えるでしょう。

より人間関係の希薄さを望むのなら

現在オートメーション化などによりひと昔に比べれば大分人間関係も簡略化されている職場が増えてきました。
ただし、より人間関係の希薄さを望むのなら仕事内容自体のことを考慮しなくてはなりません。
基本的に一人作業であること、報告、連絡、相談略してほうれん草とよばれる連絡事項の事柄が少ない業種などをチェックしましょう。
ぱっと思いつくものとして、運転を主とするトラックやバスの運転手が挙げられます。
比較的安定した給与ですし、なりてが少ない業界ということで貴重な人材として重宝されるのは間違いありません。
ただし、常に事故の危険が付きまとうこと、大型の運転免許取得が容易でないことを考慮すればやや敷居の高い業種だと言えます。
ひとつお勧めの職種としてビルメンテナンスと呼ばれるビルなど建物や商業施設の設備管理を行う仕事があります。

ビルメンテナンス業の特徴

ビルメンテナンス業はネット上でコミュニケーション能力に不安がある人々の拠り所的扱いになっており、実際に職場にはそう見受けられる方も少なくありません。
もちろん現場にもよりますが、接客業や営業などに比べれば人と接する機会が少ないのは間違いないでしょう。
少しでも人間関係における疲弊を軽減したい方はチェックしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
具体的な仕事内容としては、主に建物における電気設備やボイラーなど熱を発生させる設備の保守、点検になります。
メーター類をチェックし数値に異常がないかを記録し、設備の安定稼働を見守る仕事がビルメンテナンスという仕事です。
建物の安全を見守る重要な仕事ですが、濃密な人との接触はあまり起こりえなさそうですね。
他にも簡単な修繕をおこなったり、設備の故障が起きた場合修理業者を手配するなどの業務もあります。
修理業者手配の際に多少の電話応対などが発生しますが、さほど難しいことではありませんしすぐに慣れることが可能です。
また、ビルメンテナンスは複数人でビルに常駐する形態の業務も少なくありません。
少人数ではありますが同僚との関係は生じることになりますから、その点は留意しておきましょう。

人間関係は同僚と業者手配がメイン

逆に言えば人間関係は同僚と業者手配がメインで、その他の人と関わることはほぼありませから、ここだけコミュニケーションを頑張るのも良いでしょう。
どうせ数人だからと割り切ってその人々とも出来るだけ関わらないようにするのもありだと思いますよ。
多少人間関係の軋轢があったとしても、全体の総数が少ないのなら疲弊も少なく済みます。
他の業種に比べれば人間関係のストレスを軽減できるはずですから、是非気になる方は検討してみてください。
ビルメンテナンスのもう一つの魅力として、入社までの敷居が低い点も見逃せません。
国家資格が必須の仕事も多いですが、設備管理系の仕事は未経験歓迎の職場も多く、比較的幅広い年齢層を対象として人材を募集しています。
社会人になって間もない若者から、スキルを身に着ける機会が乏しかった中年や高齢者の方まで、多くの人に門戸が開かれています。
いつでもチャレンジできる環境があるというのはありがたいですよね。

実務経験があるとその分重宝される

未経験歓迎の業種だと先述しましたが、もちろん実務経験があるとその分重宝されることになります。
経験者と未経験者では入社時の給与に差をつけている企業もありますから、その点は経験者有利ですね。
また、設備管理系は資格の数が多岐にわたり、資格手当がつくことも多いです。
この点も経験者には有利に働くかもしれません。
ただし、設備管理系の資格はそれほど難しくないものも数多くあります。
未経験で入社してからでも取得を目指せる資格はいっぱいありますから、ステップアップは仕事を始めてからでも問題ないでしょう。
まずは設備管理の仕事に飛び込んでみるのはいかがですか。
世界中には数多くの仕事がありますが、今後は機械化により多くの働き手が必要なくなるとも言われています。

まとめ

ただしビルメンテナンスのように、設備の管理をする仕事はなかなか機械が変わりを担うのが難しい分野であり、これからも必要とされる業種であるのは想像に難くありません。
徐々に機械化されていく社会の中で、それでも必要とされる仕事をする。
これはとてもやりがいのあることであり、それは誇りとなり得るはずです。
十年後、二十年後を見据えて今から設備管理の仕事を目指す、これを今仕事を探している方に強くお勧めします。

太平エンジニアリング 後藤悟志 経歴